Practice and Research

実践レポート 調査・オピニオン
多様な「自分らしさ」を支える 〜通信制高校サポート校「LITALICO高等学院」の挑戦

多様な「自分らしさ」を支える 〜通信制高校サポート校「LITALICO高等学院」の挑戦

 近年、通信制高校で学ぶ生徒が増加傾向にあります。その背景には、不登校経験や発達特性など様々な事情があり、時間や場所に縛られず自身のペースで学習を進めやすいという、通信制高校の特長が注目されているのです。  しかし、なかには本人にとって必要な学習指導や生活面のサポートが不十分であるケースや、あるいは自身で計画を立て管理しながら学習を進める過程で孤独を感じるケースも少なくありません。そこで重要な役割を担うのが「通信制高校サポート校」です。  LITALICO高等学院は、2025年4月に開校した通信制高校サポート校です。発達支援事業で豊富な実績を持つ株式会社LITALICOが、通信制高校サポート校の運営に乗り出したことは、教育業界からも大きな注目を集めています。  今回はLITALICO高等学院の立ち上げ・運営に携わるみなさんにお話を伺い、その様子をレポートとしてお届けします。

森崎 晃

森崎 晃

高校生たちの多様化する進路と学びを支えたい 〜学校用オンライン学習教材が挑む「一般教養・就職希望者向け学習パッケージ」という新たな提案〜

高校生たちの多様化する進路と学びを支えたい 〜学校用オンライン学習教材が挑む「一般教養・就職希望者向け学習パッケージ」という新たな提案〜

 全国で5,000を数える高等学校、その約半数で高校生たちに学習ツールや進路を考えるきっかけを提供している「スタディサプリ」――その商品開発部門がこの春、新たに高校卒業後に進学でなく就職を考えている生徒たちに向けたコンテンツを公開しました。そこにはどのような狙いが、そして思いがあったのか、担当者の3名に話を伺いました。

森崎 晃

森崎 晃

田中 瑞希

田中 瑞希

障がいや不便を抱える子どもたちのために、スタディサプリが挑む新たな機能提供 〜AI字幕が拓く学びのユニバーサルデザイン〜

障がいや不便を抱える子どもたちのために、スタディサプリが挑む新たな機能提供 〜AI字幕が拓く学びのユニバーサルデザイン〜

 学校教育は基本的に、授業においてもICTを中心とした副教材においても、児童生徒が日本語を耳で聞き十分に理解できることを前提として運営されています。しかし近年では、聴覚障がいを持つ児童生徒だけでなく、外国につながる子どもで日本語理解がまだ十分でない子どもたちも増加しています。  こうした状況を受け、オンライン学習サービス『スタディサプリ』は2025年2月より、講義動画に字幕表示を行う「AI字幕」機能の提供を開始しました。  Ed-tech総研では、実際にその企画と開発に関わった担当者にインタビューを行いました。背景や狙い、今後の展開について紹介します。

内山 由香梨

内山 由香梨

森崎 晃

森崎 晃

障がい者雇用の特例子会社が就労困難者支援へ。 活動を広げるリクルートオフィスサポートの挑戦とは?

障がい者雇用の特例子会社が就労困難者支援へ。 活動を広げるリクルートオフィスサポートの挑戦とは?

1990年にリクルートの特例子会社として誕生した(株)リクルートオフィスサポート(以下ROS)。「価値の源泉は人」というリクルートグループの人材マネジメントポリシーの下、自らの可能性を信じて、ビジネスのフィールドで活躍を志向する障がい者がそれを実感できる職場を提供してきました。2024年からは、就労困難者を短時間勤務で雇用する新たな取組を開始。不登校やひきこもりなどの経験をもつ障がい者の活躍領域拡大に力を注ぐ、ROSバリュープロデュース部部長の湊美和さんにお話を伺いました。本取組で採用され仕事に励む2名の社員の声もあわせてお届けします。

森崎 晃

森崎 晃

田中 瑞希

田中 瑞希

基礎学力の不足を理由に、将来の夢を諦めてしまう学生を減らしたい 〜「学ぶ」が「働く」に直結する短期大学だからこそ実現したICT教材の活用〜

基礎学力の不足を理由に、将来の夢を諦めてしまう学生を減らしたい 〜「学ぶ」が「働く」に直結する短期大学だからこそ実現したICT教材の活用〜

 近年、小学校や中学校、そして高等学校の現場ではICT教材を活用し学ぶことが一般化しつつあります。その目的のひとつに個別最適な学びを実現し、基礎学力の定着を図ることで、子どもたちの進路の幅を狭めないようにすることが挙げられます。  しかし、この動きはなにも高等学校までの学齢期に限った話ではありません。本レポートでは、名古屋経営短期大学(愛知県尾張旭市)が取り組むICT教材の活用について取り上げます。

亀尾 百合香

亀尾 百合香

森崎 晃

森崎 晃

“仕事×社会貢献”で未来を考える。民間企業とNPOの協働事例を共有するイベントにEd-tech総研所長が登壇

“仕事×社会貢献”で未来を考える。民間企業とNPOの協働事例を共有するイベントにEd-tech総研所長が登壇

2024年11月29日(金)、リクルート出身で認定NPO法人キープ・ママ・スマイリングの理事長を務める光原 ゆきさん、同じくリクルート出身で現在はNPO法人フェアスタートサポートの代表である永岡 鉄平さん、PwCコンサルティング合同会社の折原 涼太さんの3名をゲストに迎えたイベントが開催され、Ed-tech総研所長である森崎晃が登壇しました。

森崎 晃

森崎 晃

子どもの支援に携わるNPOと民間シンクタンクが協働してできること~NPO法人キャリアbase x Ed-tech総研で勉強会を実施しました~

子どもの支援に携わるNPOと民間シンクタンクが協働してできること~NPO法人キャリアbase x Ed-tech総研で勉強会を実施しました~

 リクルートEd-tech総研(所在地:東京都千代田区、所長:森崎 晃、以下Ed-tech総研)は、NPO法人キャリアbase(所在地:千葉県柏市、代表:草場 勇介、以下キャリアbase)の組織内勉強会にお招きいただき、Ed-tech総研の取り組みを題材とした勉強会を実施しました。本レポートでは、勉強会当日の様子を報告します。

永野 純矢

永野 純矢

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