近年、不登校や登校に難しさを抱える生徒が全国的に増えており、その学びをどのように評価して単位認定につなげるのかが大きな課題となっています。ICTを活用した学習や校外での多様な学びを学校の仕組みとして取り入れ、継続的に学びを保障していくことが求められていますが、実際にこうした仕組みを制度運用の中に組み込み、安定的に実現できている学校はまだ多くありません。
大阪府立佐野工科高等学校では、登校に困難を抱える生徒を対象に、ICT教材とルーブリック評価を組み合わせた支援体制を整備し、学びを継続できる仕組みを構築しました。
本記事では、その制度設計の工夫や成果、現場での調整・課題、そして今後の展望までを詳しく紹介します。ぜひご覧ください。
ICTを用いた学びをどう評価し単位認定に活かすか
~佐野工科高校が実践する、登校に困難を抱える生徒のがんばりを認め応援するための単位認定制度~